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ライブイベント撮影と編集について

  MITプラザの 20周年記念ライブの映像を例に、 撮影と映像編集について技術的な部分を中心に書こうと思います。 まずは、 MITプラザ開館20周年となりました! 今後も 気軽にご利用頂ける施設として運営させて頂きたいと思います。 今回は20周年という 節目のイベントを 記録目的として、 出演者様達のご協力を得て ライブ 撮影を 行わせて頂きました。 今回ブログでは 【公開した映像】と【無加工版】 との比較を交えて、 今回の編集で行ったことや付随する技術情報 を 少し(とは言えない膨大な情報量ですが)説明したいと思います。 まずは一般公開した映像です。(画像クリックで別ウィンドウが開きます) こちらが収録ままの映像も音声も無調整の映像です。(このブログ限定公開) 上記一般公開版と編集点は全く同じです。 (音声は各バンド前後でブツ切り状態)

デザインで困ったときに読んでみてください

デザインについて書きたいと思います。 いきなりですが根幹に触れてみます。 何を偉そうに…と感じて頂いても結構です。 とにかく少しでも力になるならと思い書いておきます。 自分の導き方や考え方を少し書き記します。 しかしまず、デザイン全てについて書くことは不可能です。 これは、前もモニタースピーカーの時にも書きました。 医学的に人間を理解できるようになっても感覚部分の理解は不可能だと思います。 「デザイン」とはよく言われますが、 それ自体の解釈は立場や状況により千差万別な事も理由の一つです。 今回のブログも読めば読むほど難解な部分も多いと思いますが、 言葉では書けば書くほど不明確な部分も生まれてきます。 これは、 『デザインが言葉だけで説明できない要素』を多く持つためです。 この記事は興味ある方が何となくで見て頂けると嬉しいです。 デザインの質の良し悪しの話に関しては、 経験値と常にどれだけアンテナを張って生きているのかの違いになります。 逆に言えば、 そういった生き方や物事への興味を持たず受け身だけで生きてきた方には 結果でのデザインの良し悪ししか判断できません。 ただそれも、デザインでは考えなければいけない範囲のことであり、 そういった方の感想も正解の一つとして間違いではありません 。 しかし、 そういった方々の場合は良いか悪いかの基準を内に持たないため、 他人の意見や説明等で だけで判断してしまう恐れがあります。 「これはいいデザインだ!」と、 大きな声で言われ宣伝さているものがはたして良いデザインなのでしょうか? デザインを仕事にしている中でも得意分野不得意分野も様々存在します。 いろいろな業界や分野に多くのデザイナーが存在し思考を巡らせています。 とグサグサと際どい所をつつきつつ、 デザインってなんなのか。 デザインってオシャレなだけのかっこつけじゃないのか? デザインなんて無くてもいいんじゃないか? 私独自の経験を言葉に落とし込んで見たいと思います。 できるだけ簡単に書きたいですが、かなり複雑な文になってしまっています。

小型モニタースピーカー比較試聴テスト2022(比較サンプル動画あり)

はじめ(経緯) 今回作業場で利用するスタジオモニタースピーカー導入のため、 急遽数台を同時デモ試聴させて頂きました。 このご時世、店頭で聞ける機会も少ないと思いますので比較レビューを残したいと思います。 この記事では個人的に勝手な批評や採点を行っております。 配置など様々試しておりましたが環境ノイズ等もありベストではない状況下での比較となります。 この記事を参考にして頂ければ 嬉しいと思いますがあくまで極個人の意見です。 ここで書くことを過信や一辺倒に信じずに、 得られる多くの情報の中の一つの意見や感じ方の一つだと認識して頂きたいです。 最終的に気になった機種に関しては、一度ご自身で試聴することをお勧めします。 今回比較レビューを書く私はスタジオ業務音響マニアです。 楽曲の録音・編集編集や整音、配信リリース作品にも携わってきた音響エンジニアでもあります。 工業製品デザイン、モーショングラフィック、平面デザイン等と同等に経験と実績があります。 数年前にはプロアマ参加の世界ミックスコンテストに参加してみまして、 日本人唯一のファイナリスト24名にも選ばれたりと多方面で評価も頂いております。 ちなみにこのコンテストでは歴史的な名盤を手がけるプロデューサー&ミックスエンジニアが審査員で、 Beck、Radioheadなどでグラミー賞の常連である Darrell Thorp 、 PrinceやRed Hot Chilipeppes等を手がけてきた Sylvia Massy 、 Lady Gaga、Ariana Grande等を手掛けている Jon Castelli 等、錚々たる面々でした。(まあ同業の方々なのですが) ボーカル、アコースティック、エレクトリック、ダンス、ロック、民謡、合唱、ボカロ、ライブ録音編集等、 様々なジャンルの編集経験がございます。 何でもお気軽に相談やご依頼等頂けると嬉しいです。 レビューでは少し掘り下げたことも書いておりますが、 初心者にも経験豊富な方々にもご有用であればうれしいです。

ホームページのセキュリティ対策と負荷対策について「誰にでも分かりやすく」まとめました。

弊社サーバー簡易構成図 今はホームページなどを作成できる個人事業主や会社が乱立し、その弊害としてセキュリティ対策が不十分なWebサイトが多数存在します。 特にホームページを簡単に制作できるWordpressは、Wordpress自体がセキュリティが高くないので、度々標的にされニュースになっています。 セキュリティと負荷対策を混ぜた話となってしまいますが、負荷対策も実はセキュリティと関係しています。 サーバーに負荷をかけ、エラーを吐かせて攻撃する手法も存在するからです。 以下から主なセキュリティ対策と負荷対策、今後のWebの進化など、現時点でまとめたものを、 なるべく誰にでもわかりやすく書きました 。 不明な点があったり、調べてほしい!などありましたら、お気軽にお問い合わせください。 また、弊社では、クラウドサーバー構築からホームページの制作・管理までお請けする事ができます。 是非弊社にお任せ頂ければ幸いです。 1.HTTPS ホームページとの通信を暗号化し、その通信の過程で情報を傍受、もしくは書き換えできないようにする技術です。 http:// で始まるアドレスは暗号化されていません ので、途中で書き換え、入れ替え、傍受など、やり放題です。 暗号化されている通信は、https:// のみです。 https:// のみアクセスするようにする事で、安全性が保たれますし、企業のホームページに至っては、信用を担保できます。 ブラウザ最大のシェアを誇るGoogleChromeでは、バージョン94より、 「 HTTPにアクセスする際は警告する 」オプションが追加されています。 現在はデフォルトではOFFですが、これがデフォルトでONになる予定です。 Chromeだけでなく、他のブラウザでもデフォルトでHTTPを警告するようになっていく流れは一緒です。 ※恐らく最終的には有害サイト同等の評価となると思います。現に、Google検索ではhttpの評価ランクは下げられています。 現在HTTPで作成されているものは、常時HTTPSへの対応が必要になります 。 余談:2021年2月の段階では、Googleなどを含む利用率の高い上位1000サイト中のHTTPS普及率は91%となっていて、HTTPを利用したWebサイトはもはや時代遅れです。 調査対象のWeb全体としては69.6%と低くなって

セキュリティソフトで検出されないウイルス「Emotet(エモテット)」対策

マルウェアEmotetの感染再拡大に関する注意喚起 https://www.jpcert.or.jp/at/2022/at220006.html 2022年2月あたりから急増しているEmotet被害。 多くは、マクロ機能を使ったExcelやWordからの感染のようです。 (詳しくは上記jpcentの記事でご確認ください) 弊社の取引先でも感染被害がありました。 このウイルスの症状を簡単に言うと 、 ウイルスを仕込むマクロ機能がついたエクセル等を開く ↓ 感染 ↓ パソコンの中に入ってるメールアドレスすべてに、ウイルスメールを送信 ↓ 二次被害 となります。 このウイルスの巧妙なところは、 メールの内容が迷惑メールっぽくない ところです。 パスワード付ZIP を添付して送信され、後からパスワードが届きます。 パスワード付ZIPはウイルスチェックできませんので、ウイルス検出ソフトで検出できません。 そのZIPファイルを開き、エクセル等ファイルを開いてから、マクロをONにすると感染してしまいます。 しかし、Gmailなどではきちんと迷惑メールに振り分けられたり、メールアドレスの偽造をおこなっていない(送信している会社のメールアドレスではない)など、わかる人には比較的簡単に見分けられますが、通常の事務員レベルだと見分けるのは難しいです。 先にも記載してあるとおり、文面が巧妙なため、普通に取引先からのメールだと思ってしまいます。 心当たりがある方は、 Emotet感染有無確認ツールEmoCheck(配布サイト) https://github.com/JPCERTCC/EmoCheck/releases EmoCheckの使い方(警視庁) https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/cyber/CS_ad.files/EmoCheck.pdf でチェックしてみてください。